エンビロンのA反応はいつからいつまで?気になるa反応の対策方法

エンビロン A反応

 

エンビロンといえば、必ず話題に上がる「A反応」。
「a反応は、誰にでも起こるし痛いから怖い。」「A反応は結構長く続くから心配だ」などなど、いろんな話が出回っていますね。

 

しかし、A反応というものは、誰にでも発生する物でもありませんし、症状が出る期間が長いか短いかも個人差で全然変わります。
しかも、詳しくA反応の症状についてヒアリングしていたら、「それはa反応じゃないよ!!」ということもチラホラあります。

 

そこで、ここではエンビロンのA反応の詳しい症状や発生期間の長さ、またA反応とは違う別の刺激のケースの紹介など、A反応にまつわる嘘か本当かという部分について答えていきたいと思います。

そもそも、A反応とは何か?

エンビロン A反応

 

A反応とは、ビタミンAが不足している肌に急激に多くのビタミンAを補給した際に発生する症状です。別名、レチノール反応とも言います。
ビタミンAが不足していると聞くと、中高年の方に見られやすい症状と思われますが、刺激に敏感な若年層の人にもA反応は見られます。
ビタミンAによる新陳代謝の促進効果により、以下のような症状が発生します。

A反応の症状例・・・赤み、ほてり、乾燥、腫れ・かゆみ(むずむずする)、ニキビ・吹き出物の一時的な活発化

ぶつぶつなどの吹き出物や赤み、ニキビがA反応として取り上げられがちですが、乾燥やほてりなどもa反応が原因の可能性があります。

 

肌にビタミンAが作用すると、新陳代謝が促され、肌内部の線維芽細胞を活性化します。
すると、コラーゲンやヒアルロン酸などの生成など、自分の体の保湿機能をよみがえらせてくれるのです。

 

つまり、A反応とは、薬の毒性反応のような副作用でもなく、アレルギー反応のようなものでもありません。
そのため、通常は肌がビタミンAに慣れると、自然に症状も治っていきます。
エンビロンを紹介する人達が、「様子をみながら使い続けていきましょう」としきりに言っているのは、a反応は継続すれば症状が治まるのが一般的だからなのです。
また、A反応は、若々しく美しい肌になる前に出てきやすい症状なので、好転反応の一種として説明されることが多いです。

 

エンビロンのA反応が発生する原因はこれ

エンビロン A反応

 

エンビロンを使用してA反応が発生するのは、ビタミンA誘導体が配合されている商品を使用した時だけです。
エンビロンの商品で例を出すと、例えば以下の商品にはビタミンA誘導体の一種である、パルチミン酸レチノールが配合されています。

  • エンビロン モイスチャージェル モイスチャークリーム
  • エンビロン C-クエンスジェル

エンビロンのトーナ―を使用した後の、最後の保湿お手入れをする商品に、パルチミン酸レチノールが入っています。
もう一度言いますが、エンビロンを使用してA反応が発生するのは、これらの商品を使用した時のみです。
モイスチャージェルやクリームなどの使用を中止しても何かしら症状が続く場合は、A反応が原因ではない可能性が高いです。
エンビロンのA反応と間違われやすい原因として、AHA反応がありますが、AHA反応については後述します。

 

エンビロンのA反応の長さ 症状はいつから何時まで続くの?

エンビロン A反応

 

エンビロンのA反応の長さですが、一概にどれくらい続くかを決めつけることはできません。
なぜならば、個人差により、全くa反応が出ない人もいれば、1か月以上現れるというユーザーの方もいるからです。

 

平均的なエンビロンA反応の長さを出すと、早い人で1週間以内、通常1〜2週間で症状が穏やかになっていきます。

 

また、例外として「エンビロンを使い始めたけれど、A反応が全くでなかった!でも、1か月を境に、A反応っぽい赤い出来物が出始めた・・・。」という人もいます。
使い始めたときはA反応と見られる刺激は全く起きなかったのに、ある日突然思い出したかのようにa反応と見られる刺激が現れるケースです。
なぜこのような中途半端に長いA反応が出るのかは説明が難しいです。
ただし、季節の変わり目など、肌の調子にゆらぎが生じる環境ではa反応が一時的に発生するというケースも聞いています。

 

A反応ではなく、違う刺激だったというケースもある

エンビロン A反応

 

エンビロンを使用してA反応に嘆く人は一定数います。
しかし、詳しく症状や環境について聞いてみると、実はA反応ではなく別に原因があったというケースは意外と多いです。
その中でも代表的なものが、AHA反応です。

 

AHA反応は、A反応と名前は似ていますが原因は全くの別物です。AHA反応の場合は、ピーリング効果により肌の新陳代謝が激しくなった際に発生します。

 

エンビロンでAHA反応が発生するのは、例えば以下の商品を利用した時です。

  • エンビロン モイスチャートーナ―
  • エンビロン C-クエンストーナー
  • エンビロン クリアスキンローション

上の商品は、肌のトーニングを行うために必要とされる商品で、ピーリング効果のある成分「乳酸」が含まれています。

エンビロン a反応

 

例えば、エンビロンのモイスチャートーナ―に含まれる乳酸で、古い角質を自然に代謝させるよう促し、肌の表面をキレイな状態に整えます。
分厚く美容成分を浸透させるのに邪魔だった古い角質が排除されれば、その後に使うモイスチャージェル・クリームのビタミンAや保湿成分が上手く肌に浸透するのです。

 

このエンビロンのプロセスを達成するためには、トーナ―によるピーリングが必要不可欠です。
ですが、ピーリングは新陳代謝を促し、古い皮を剥がすという行為になるので、若干の刺激を伴います。
その時のピリピリくる刺激がAHA反応の正体です。
AHA反応の具体的な刺激は以下の通りです。

AHA反応の症状例・・・ピリピリとした刺激、使用開始初期または多量の使用による赤み、使用開始初期の角質の落屑、腫れ、かゆみ(むずむずする)、ニキビ・吹き出物の一時的な活発化

もし、モイスチャートーナ―やC-クエンストーナーを使用した際に刺激を感じ「あ、これ、エンビロンのA反応かな?」と思ったら、それは違います。
A反応とAHA反応を勘違いしないようにお気をつけください。

 

エンビロンのA反応対処法 どうやってa反応の対応すれば良いのか?

それでは、エンビロンのA反応が発生した場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?
エンビロンの公式でも対応策はでていますので、それを含めてa反応に対処する方法を紹介します。

 

パルチミン酸レチノールが配合されている商品の使用量を控える

エンビロン A反応 対策

 

エンビロン公式が推奨している対策方法ですが、パルチミン酸レチノールが配合されている商品の使用量を控える手です。
モイスチャージェル・クリームのようなビタミンA配合化粧品の量をは、「パール2粒大」に設定されていることが多いです。
これら化粧品の量を半分にするなどして様子を見ます。

 

パルチミン酸レチノールが配合されているコスメの使用をいったん中止する

エンビロンのA反応の症状が急に酷くなってしまった場合は、一度エンビロンの使用を中止するのも一つの対策法です。
一旦使用を控え、肌が落ち着いてきたかな?と思ったら再度エンビロンを少量ずつ使っていきます。
これを繰り返すことでも、徐々に肌はビタミンAに慣れていきますし、A反応の刺激も緩やかになってきます。

 

ビタミンAの配合率が低いシリーズに一度変更する

エンビロン a反応 対処法

 

もし、あなたがエンビロンの1シリーズから2シリーズに変更したなど、エンビロンのより高配合なシリーズに最近変換したというのであれば、「一旦使用を中止する」と同じくオススメの方法です。
今まで使用していたシリーズに戻り、肌が落ち着いたタイミングを見計らって高濃度のビタミンA化粧品をもう一度使っていきます。
a反応の刺激も次第におだやかになっていくはずです。

 

専門の皮膚科に相談する

エンビロン a反応 画像

 

あまりにもA反応の刺激が強い、または何か月もa反応が続くなど、とても耐えられないような場合は、一度皮膚科に相談することをおすすめします。
といいますのも、エンビロンがどうしても合わない体質の可能性もありますし、上でも少した「A反応以外の症状が原因」のケースも考えられるからです。

 

また、エンビロンを専門に取り扱うクリニックやサロンがあれば、気になった時に途中経過を見てくれるでしょう。
自分の判断だけを頼りに「a反応だろうし、もうちょっと頑張ろう!」と無理をしすぎないことも大切です。

 

(エンビロンが気になった方は、こちらの記事も参考になると思います!)
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